放射性物質問題への対応について
放射線量測定については以下の2つの機関により実施しており安全を確認しております。
- 【福島県木材協同組合連合会のJAS検査員による製材品の放射線量測定】
- 目的
この測定は出荷製材品が福島県木材協同組合連合会で決定されている基準値(1,000cpm)以下である事を確認するために実施するものです。 - 測定方法
① 材表面中央1ヶ所をGM管式サーベイメーターで測定。
② 材表面にメーターの窓口を1分30秒かざした後、30秒間隔で3回測定値を読み取る。材と窓口との間隔は約5mm程度。 - 自主管理基準値
1,000cpm(≒4Bq/cm2)
※この値を超えた製材品については出荷を保留し、公的機関で再測定します。
- 目的
- 【福島県農林水産部(農林事務所)】
- 目的
県内の製材工場において、製材品の表面放射線量を定期的に測定し、現在出荷されている県産材の安全を確認する。 - 調査方法(製材品の表面線量調査)
各調査工場の出荷製品について、柱、梁、板材等、品目毎に3検体以上を抽出し、製材品の表面線量(単位cpm)を測定した。 - 調査結果
事業所名 押田製材所 測定日 平成24年9月5日 測定場所 製材工場内 測定器名 ALOKA TGS-146 バックグラウンド値(cpm) 測定開始前 中間時 測定終了後 56 66 68 線量当量単位(mSv) 測定開始前 中間時 測定終了後 0.08 0.04 0.08 試験体No 製品の種類 樹種 材の寸法(cm)L×W×H 材表面測定値(cpm) 測定位置1 測定位置2 測定位置3 1 垂木 スギ 365×5.5×4.5 60 66 52 2 〃 69 56 63 3 〃 80 60 63 4 垂木 スギ 300×7.5×4.5 73 64 82 5 〃 65 77 63 6 〃 57 58 69 7 垂木 スギ 400×4.5×4.5 44 60 39 8 〃 56 59 69 9 〃 51 63 57
- 目的